三幸住宅は長期優良住宅の断熱基準の断熱等級4以上を標準としています。
実際どれくらい熱を逃がさないのか、暑い夏(7~8月)と寒い冬(12~1月)に測りました。
お客さまにご協力いただき、年間を通して温度と湿度を測りました。
12~2月頃の温度を見ると、居間・和室に比べ壁の中が5~10℃程度低く、湿度は10~20%程度高い。空気が冷やされ湿度が上がっていますが、80%程度までしか上がっていません。
測定開始時、1階で暖房をたいて1時間おきに測定。
室内のドアは開けて測定。
天候:曇り
冬に吹き抜けのある2階建てで、1階でストーブを焚いているだけなのに、外が5℃前後でも家全体が12℃前後と温かくなりました。
フリースを1枚羽織れば充分な程です。実際住むときは戸を閉めて暖房するはずですので、もっと暖かくなるはずです。
測定開始前、窓を開口して換気、1時間おきに測定。
室内のドアは閉めて測定。
建物内の断熱効果(外が暖まっても室内がどう変化するか)の測定。
天候:曇りのち(12時頃から)晴れ
※調査員からひと言
15時に北側外の温度計に日が当たり、温度が上昇しました。
その後、その近くの日が当たらないところに移し測定しました。
夏では、エアコンをつけていなくても、日中外が37℃位と暑くなっても、家の中が30~33℃程度で、南側でも35℃でした。
夜冷やされた空気が外の熱の影響をあまり受けず、空気が温まっていないのが分かります。
また、住んでいるお客様から、エアコンの効きがすごくいいと言われます。
畳数の1/4~1/3のパワー、25畳のLDKで6~8畳用のエアコンで充分のようです。